天国では夫婦は一人として数える

投稿:2016年03月18日

霊界物語のちょっと気になる言葉です。

天国における夫婦は顔がそっくりで、夫婦は二人ではなく一人と数えるそうです。

第47巻第18章『一心同体』より、第二天国の天人・珍彦のセリフ

夫婦は愛と信との和合によって成立するものです。いわゆる夫の智性は妻の意思中に入り、妻の意思は夫の智性中に深く入り込み、ここに始めて天国の結婚が行われるのです。
いわば夫婦同心同体ですから、面貌の相似するは相応の道理によって避くべからざる情態です。
現界人の結婚は、地位だとか名望だとか、世間の面目だとか、財産の多寡(たか)によって婚姻を結ぶのですから、いわば虚偽の婚姻です。
天国の婚姻はすべて霊的婚姻ですから、夫婦は密着不離の情態にあるのです。
故に天国においては夫婦は二人とせず、一人として数えることになっています