三鏡解説016 天と地

投稿:2020年09月13日

●水鏡「天と地」
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=kg016

 地上三尺(注・約91センチ)以上は天界に属する。地上三尺までが地の世界である。であるから人間の住居の床は三尺以上にしてはいけない。まず一尺五寸くらいにすべきものであって、寝て体(たい)の高さを加えて三尺以内でなくてはいけない。

 宮殿などの床(とこ)の高さは三尺以上になっておる。これ宮殿は天界に属するからである。

 そしてそこに住む人を雲の上人(くものうえびと)と言うのである。

 地上三尺までは人間の領分であって、それ以上は神様の領分であるから、人間が神様の領分を犯すと禍(わざわ)いが身に及ぶ。二階などに寝るとよく、うなされたりすることがある。天界または霊界に身を置くからである。

 昔の人間は背丈が六尺(注・約182センチ)くらいあった。天界に三尺、地界に三尺、即ちそれが人間である。

 太古の人たちは七尺(注・約212センチ)も八尺(注・約242センチ)もあったことは霊界物語に出ているが、地界に三尺、天界に四尺乃至五尺おったから、霊界のことがよく分かったのである。

 さりとて今の背高男がその通りであるかと言うてもそうは行かぬ。今の人間にはてんで霊界のことが分かっていないから分かりそうなことがないではないか……。

初出:『神の国』大正15年(1926年)6月号

1尺=約30.3センチで計算すると、3尺は約91センチになります。床は1尺5寸(約45.5センチ)くらいにすべきだと言うのですが、戸建ての家の1階の床は、だいたいそのくらいの高さになっているので大丈夫ですね。
ちなみに建築基準法施行令で、床の高さは45センチ以上にしなくてはいけないと決められています。
(↓参考)
http://best.life.coocan.jp/k-rei/rei02/02/rei_022.html

王仁三郎は「三尺以上にしてはいけない」と言っていますが、しかし現代では2階以上のマンション・アパートに住んでいる人は大勢います。私も3階に住んでいます。

高層階に住んでいる人はみな「雲の上人(くものうえびと)」ですね。

もし高層階に住んでいる人で、悪夢にうなされて困っている人は、1階に引っ越すと解消されるかも知れません。

「昔の人間は背丈が六尺(注・約182センチ)くらいあった」と書いてありますが、どのくらいの昔のことなのかは分かりません。
こちらの記事↓では、日本武尊の身長は197センチ、聖徳太子は180センチと推測しています。
https://www.news-postseven.com/archives/20161022_457512.html
ですから「昔」とは千数百年前~二千年前くらいのことなのかも知れません。

それよりもっと昔、太古の神代の時代にはもっと背が高かったというのです。
「太古の人たちは七尺(注・約212センチ)も八尺(注・約242センチ)もあったことは霊界物語に出ているが」と言いますが、たとえば霊界物語に、「弥仙の山の絶頂に 四足の草蛙に恙なく 七尺余りの身を乗せて 神の御声を笠の内」〔第18巻第4章〕とか、「一笠一蓑一杖に八尺の身を任せ、諸国を遍歴致してゐるが」〔第68巻第18章〕というように記されています。

2メートルを超えるのですから、現代の欧米人よりも背が高いですね。
うちの家は床から天井まで計ってみたら240センチでしたので、太古の人は現代日本の家には住めませんね。

ちなみにトランプ大統領の身長は190センチ、オバマ前大統領は185センチ、ジャイアント馬場は200センチ、アントニオ猪木は190センチです。

では王仁三郎の身長はどのくらいだったのかというと、5尺3寸(約161センチ)です。
こちらのページ↓によると、
http://honkawa2.sakura.ne.jp/2182a.html
明治33年(1900年)の24歳男子(当時王仁三郎は29歳)の平均身長は161センチくらいですので、王仁三郎はごく平均的な背の高さだったようです。

ただし、王仁三郎の写真を見ると頭が盛り上がっていますよね。あれは長い髪を頭の上で折りたたみ、ヘアーネットを被っている独特なヘアースタイルです。その髪の毛の上までの高さだと、5尺6寸7分(約172センチ)あったようです。
こんなところにも五六七(ミロク)の数字が秘められています。


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