「三鏡(さんかがみ)」とは出口王仁三郎が弟子たちに語ったことを側近が書き留めた如是我聞集で、『水鏡(みずかがみ)』『月鏡(つきかがみ)』『玉鏡(たまかがみ)』の三冊の総称です。
『水鏡』は249篇、『月鏡』は212篇、『玉鏡』は383篇、計844篇あります。
大正14年(1925年)以降、機関誌『神の国』誌上で発表し、後に単行本にまとめて刊行しました。
霊界物語ネットで全巻読めます。
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=kg
口語(話し言葉)で書かれた短編のエッセイ(随筆)のようなものなので、霊界物語よりは読みやすいと思います。
とはいえ、専門用語や時代背景などが分かった方が理解しやすいでしょう。
そこで私なりの解説を施して行こうと思います。
霊界物語ネットでは戦前発行された版を底本にしていますので、漢字がいっぱいあって慣れないと読みにくいです。
ここに掲載する三鏡は、漢字を減らし、現代仮名遣いに直し、句読点や改行も適宜修正して、読みやすくしたものを載せます。
タイトルの頭に付いている三桁の番号は通称「鏡番号」で、私が独自に付けた通し番号です。
【目次】
- 三鏡解説001 火の洗礼と水の洗礼
- 三鏡解説002 無抵抗主義と抵抗主義
- 三鏡解説003 神命と実行
- 三鏡解説004 恋愛と、恋と、愛
- 三鏡解説005 三猿主義は徳川氏の消極政策
- 三鏡解説006 我はキリストの再来に非ず
- 三鏡解説007 霊界物語は最後の審判書なり
- 三鏡解説008 霊界と神霊界
- 三鏡解説009 言霊と言語
- 三鏡解説010 祈りは天帝にのみ
- 三鏡解説011 玉について
- 三鏡解説012 抱容力
- 三鏡解説013 人を使うこと
- 三鏡解説014 人は度胸
- 三鏡解説015 道楽は一つの宗教である
- 三鏡解説016 天と地
- 三鏡解説017 艮の金神様
- 三鏡解説018 神、耶、仏すべてを信ず
- 三鏡解説019 霊と記念物
- 三鏡解説020 私と仕事
- 三鏡解説021 碁と将棋は嫌い
- 三鏡解説022 小さいタンポポ
- 三鏡解説023 毒と薬
- 三鏡解説024 和歌と調
- 三鏡解説025 悲劇と喜劇
- 三鏡解説026 物忘れと無我の境地
- 三鏡解説027 見直し聞き直しと嗅ぎ直し
- 三鏡解説028 霊体不二
- 三鏡解説029 惟神
- 三鏡解説030 世の終末と立替え
- 三鏡解説031 太陽を招び返した清盛
- 三鏡解説032 御手代と国替
- 三鏡解説033 高姫と妖幻坊
- 三鏡解説034 厳と瑞
- 三鏡解説035 天国霊国と花壇
- 三鏡解説036 三千年に一度実る桃の実
- 三鏡解説037 論語読みの論語知らず
- 三鏡解説038 裁、制、断、割
- 三鏡解説039 人間の霊魂
- 三鏡解説058 霊と精霊
- 三鏡解説214 ラジオは気候を調節する
- 三鏡解説256 霊止と人間
- 三鏡解説268 犠牲
- 三鏡解説346 日本は世界の胞胎
- 三鏡解説427 同殿同床の儀
- 三鏡解説574 世は持ち切りにさせぬ
三鏡解説に載せた記事の多くは『霊界物語スーパーメールマガジン』2019年6月10日号以降に掲載した記事に加筆訂正したものです。(メルマガ登録ページはここをクリック)