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三鏡解説019 霊と記念物

Published / by 飯塚弘明
投稿:2020年09月16日

●水鏡「霊と記念物」
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=kg019

 霊というものは、篭めれば篭めるほど深くなるものである。私は茶碗を一つ捻(ひね)るにも一々性念を篭めてやるのであるから、深く霊が入っている。それ故、この器で毎日湯でも茶でも呑んでいると、相応の理によって、おかげをいただけるのである。

 私がやろうとも思わぬのに、くれくれと言うて貰っても、おかげは少ない。また、やろうと思うものを辞退するのもおかげがなくなる。滅多に人から記念物を貰うのもよくないことである。霊が反対していると、品物を貰うたがために、とんだ災難を受けることがある。

 生前お互いが好意を持ちあうていたものの記念物でなくては貰うものではない。また自分が一番愛していたものに一番霊が篭もるものであるから、昔はその一番愛していたものを御神体として祭ったものである。

 ただし、心を篭めるというのと、霊を篭めるというのとは意味が違う。

初出:『神の国』大正15年(1926年)6月号

心を篭めることと、霊を篭めることとは異なると言うのですが、どのようにすれば霊を篭めることが出来るのかは分かりません。

自分が一番愛していたものに一番霊が篭もるということなので、たとえばその物と会話をするような感じで接するのならば、霊が篭もるのでしょうか?

人形なんかに、霊がよく篭もりそうですよね。。。

最初に茶碗のことが書いてありましたが、いわゆる耀盌(ようわん)と呼ばれる、色彩豊かな茶碗を作ったのは、昭和20~21年です。しかし楽焼を始めたのは大正15年2月からなので、この発言の時はすでに茶碗を作っていました。


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