霊界物語のストーリーと登場人物を把握するための区分方法

投稿:2017年06月08日

霊界物語は全部で83冊もある厖大な長さに加え、昔の難しい言葉遣い・特殊な宗教用語・非論理的な話の構造なので、一体何が書いてあるのか、ストーリーを把握するのは容易ではありません。
私が初めて霊界物語を読んだのは20数年前、23~4歳の頃ですが、第5巻の途中まで読んで、それ以上読むのを止めました。
一体どういうストーリーなのか、さっぱり記憶に残らないのです。読んでも読んでも、眠くなるだけです(笑)
全巻完読したのは、21世紀になってから。
平成18年(2006年)の秋に、テキスト化を完了した時に、初めて全巻読了しました。
テキスト化をするのですから、一文字一文字、じっくり見るわけです。
それでようやく何が書いてあるのか分かるようになり、分かるようになると『これは大変なことが書いてある』と思うようになり、『これは絶対広めなきゃ』と決意したのです。

しかし、本当にストーリーが把握できるようになったのは、平成21年(2009年)に霊界物語の講座を開くようになってからです。
他人に教えるために、じっくりとストーリーを調べました。

それまでも先駆者が作った霊界物語に関する資料がいくらかありましたが、宗教の信徒という立場で作っているので、教学的観点からの資料がほとんどです。
霊界物語を「物語」として捉えた資料はほとんどありませんでした。

で、必要に迫られて、ストーリーを調べて行ったのです。
わかってくると、どんどん楽しくなってくるんですよね。
それでモチベーションがアップして行ったのです。

人それぞれ違うかも知れませんが、私の場合だったら、まず大ざっぱでいいから、何が書いてあるのか、ストーリーが知りたいです。
それを知っていたら、20代の時に、もう少し霊界物語に真剣に取り組んでいたと思います。

それで霊界物語を知るための資料をいろいろとたくさん作って来ました。
無料のものとしては、
オニドの中に「霊界物語とは?」や「霊界物語入門」等があります。また、このブログ(飯塚弘明.com)の中にも、霊界物語の話がたくさん書いてあります。
有料のものとしては『超訳 霊界物語』『同2』や、『はじめての霊界物語』等があります。

霊界物語のストーリーの大ざっぱな構造を「霊界物語入門」に書いておきました。
そこに書いてある

1~36巻
37~72巻
73~81巻

という分け方でもいいのですが、また少々違う分け方も出来ます。
以前にこのブログで──登場人物を覚えるために重要度によってABCの3ランクに格付けし、AランクをさらにAAとAAAに分けて・・・ということを書きましたが(大八洲彦命と稚姫君命)、登場人物を把握する場合には、少々違う分け方の方がいいかも知れません。

そこに書いてある分け方は「玉」と「国」という、ドラマの紛争の対象となるものに着目して分けたんですが、登場人物を把握する場合には、その人が出て来る”名前空間”によって分けるといいかも知れません。

霊界物語は全巻が一つのワールドなのではなく、いくつかのワールドに分かれています。

まず、物語ではない部分

第60巻後半(三美歌、祝詞、三五神諭)
第61~62巻(大本讃美歌)

を除きます。
そして

第37~38巻(王仁三郎の前半生の自叙伝)
第64巻上・下(エルサレムを舞台にした物語)
入蒙記(大正13年のモンゴル神業の実録)

を別にします。
出て来る登場人物が共通しないのです。別々のワールドなのです。
第37~38巻と入蒙記は、同じワールドだとも言えますが、時代と場所が異なるので、分けておいた方が分かりやすいです。

そして残った本編から、まず

第1~72巻
第73~81巻(天祥地瑞)

の2つに分けます。
この2つは全く登場人物が別個です。天祥地瑞にもスサノオ的な人物(太元顕津男の神)や高姫的な人物(水奔鬼の笑ひ婆)が出ますが、名前空間は全く別個です。原初の宇宙「紫微天界」が舞台なので、第72巻までの「35万年前の太古の神代」とはワールドが異なります。

そして次に第1~72巻を次の3つに分けます。

第1~12巻(霊主体従)
第13~36巻
第39~72巻

この3つは同じワールドですが、3つを通して登場する人はごくわずかです。
登場人物の名前を把握するには、3つに分けた方が分かりやすいです。

まとめると次の7つになります。

第1~12巻(霊主体従)
第13~36巻
第39~72巻
第73~81巻(天祥地瑞)
第37~38巻(前半生の自叙伝)
第64巻上・下(エルサレム物語)
入蒙記

この7区分で、登場人物を格付けして行こうと思います。