霊界物語は全1728巻必要だった?

投稿:2017年05月26日

霊界物語は全部で81巻まであります。
「え!誰かの本に83巻って書いてあったよ」と疑問に思う方もいるかも知れませんが、冊数は83冊で、巻数は81巻なのです。その理由ははこちらを読んで下さい。→「霊界物語の基礎知識10

しかし王仁三郎は、最初はもっと多く書く予定でした。
第1巻の「附記」の冒頭に

「霊界物語は総計120巻をもって完成する予定になっております」

と書いてあります。
結局は約3分の2の81巻で終わりましたが、81巻でも読み切れないのに120巻もあったら、もっと読み切れませんね。

しかし。
本当はそれよももっともっと多くなっていたかも知れないのです。

第41巻「序文」には次のように書いてあります。

…天地混沌、陰陽未分際より現代に至るまでの宇宙の現幽神三界の出来事や神の御経綸を大体において明かにするには、本書三十六巻(四百頁一巻)をその一輯として、四十八輯を口述せなくては、詳細に説示することはできないのであります。四十八輯全部完成する時は冊数一千七百二十八となり、瑞月(注・王仁三郎のこと)が今後身を終えるまで口述を続けてもとうてい不可能的事業であります。

36×48=1728冊(巻)とは…!
仮に3日で1冊書いたとしても、5184日が必要で、毎日休まずに書いても15年くらいかかります。

いや、もし仮に書いたとしても、買う人も読む人もいないでしょうね。
現代のインターネットの時代なら、何とかなるかも知れませんが。

しかし全部読まなくては真理が解らないとか、そういうことではありません。
第41巻「序文」の最後には、次のように書いてあります。

…この物語全部を読了せなくては安心立命の域に到達せないならば、始めより読まない方が気が利いていると思わるる方もありましょうが、決してそんなものではありませぬ。

ただ一巻の物語の中にも宇宙の真理や神の大意志や、修身斉家の活きた教訓もあり、過去における歴史もあり、種々雑多の警句もあり、金言玉辞もありますから、一冊でも心読せられんことを希望いたします。

要するにこの『霊界物語』は東西両洋における古典や神話に漏れたる点のみを補うべく神様の命のまにまに口述編纂したものであります。

ということなので、気楽に読んで行きましょう。

(この文章は「霊界物語スーパーメールマガジン」2015年1月15日号掲載の文章に加筆訂正したものです)