霊界物語の面白ボキャブラリです。
「貴方の御親切は孫子(まごこ)の時代はおろか、五六七の世まで決して忘れは致しませぬ」第8巻第38章
「この御恩はミロクの世までも忘れは致しませぬ」第68巻第17章
「万劫末代五六七の代までも忘れることの出来ないような」第14巻第8章
このように、「ミロクの世まで忘れない」という慣用語?は、決して、永久に、ということを表現する文句として使われてますね。
次のような言い方もあります。
「死んでも許しやせぬ。たとえミロクの世が来てもお前の恨みは忘れるものか」第17巻第2章
すごい憎悪心ですね。こんなに執着していると、この人自身が地獄行きになってしまいます。
「永久にミロクの世までお前を愛する」第68巻第5章
これならいいですね。──というわけでもないです。この愛も、結局は執着心です。苦しみの原因です。
もちろん、こういう執着心がなければ、男女の愛は味気ないものになってしまいますが。
「ミロクの世までお前を愛する」なんてセリフを一度でいいから言ってみたいです。(^_^;