縁起譚 タンチョウの起源

投稿:2016年04月15日

霊界物語のちょっと気になる言葉を紹介します。

霊界物語には、事物の起源・由来を説明した、いわゆる縁起譚(えんぎたん)がいくつか記されています。その一つ「タンチョウ」(丹鳥)の起源です。「丹」とは「赤い」という意味ですが、タンチョウは鶴の一種で、頭が赤くなっている(毛がなくて赤い皮膚が露出している)のが特徴です。日本では一般に「鶴」と言えばタンチョウのことを指すようです。

第1巻第43章「丹頂の鶴」より

黄金水の12個の玉の一つ「赤色の玉」を大切に保管していた鶴若(つるわか)は、天女・鶴姫(つるひめ)と結婚した。
歳月が経ち、年老いた二人は子を欲しがった。邪神が仕掛けた鮮花色(せんかしょく)の玉を食べてしまった二人は、情欲を覚え、やがて女の子が生まれた。鶴子姫と名づけた。
しかしある日、鶴子姫の姿が黒竜と変じて「赤色の玉」を取って空高く逃げてしまう。

後に残りし二人は驚き呆れ、かつ玉と愛児の行方を眺めて長嘆(ちょうたん)止まなかった。
二人は鶴子姫が邪神の霊(みたま)の変化(へんげ)なりしことを悟りて、姫の身については断念せるものの、あきらめ切れぬのは、かの赤玉である。
かつて竹熊らの侮辱圧迫にたえ、生命にかえて守護したる、かの宝玉を敵に奪われては、大八洲彦命に対して一言の申し訳なしと、天地に向かって号泣し、その一念凝って、頭上に赤玉の痕(あと)をとどむるにいたった。
これを丹頂の鶴というのである。
焼野の雉子(きぎす)、夜の鶴、児を愛すること鶴に優るものなきも、これが縁由(えんゆう)である。

──なるほど。鶴若と鶴姫の念が凝って頭が赤くなったから、丹鳥(赤い鳥)と呼ばれるようになったと。
ほんまかいな~と思ってしまいますが、王仁三郎の言うことは一見バカバカしくても真実が秘されているので決してあなどれません。興味のある方は研究してみて下さい。

(ご注意:全体の一部分を抜き書きしているだけですので、前後の文脈を知りたいときは原文を直接読んで下さい。また、意味は一つだけはありません。いろいろな角度から考えてみて下さい。)