霊界物語には意味のよく分からない横文字がときどき出てきます。
たとえば第69巻巻頭言の
「クナビーノ相手となして相撲取れば…」
の「クナビーノ」とは?
これはエスペラント語です。
knabino というのは「少女」の意味です。
王仁三郎一港が第十八宇和島丸という船に乗り、神戸港を出て、瀬戸内海を渡り、愛媛県の高浜港へ向かう船上で詠んだ歌の一節なんですが、
「クナビーノ相手となして相撲取れば あまり力の入れどころ無し」
少女相手に相撲を取る遊びをしたという、のほほんとした歌です。
また同じく第69巻の第1章に、
「岩治別(いわはるわけ)は挙手の礼をほどこしながら『ダンコン』とただ一言を残し…」
とありますが、この「ダンコン」 dankon とは「ありがとう」という意味です。
(この記事は2011年5月11日にブログ「霊界物語チップス」に掲載した記事を加筆訂正したものです)