大本神諭はヘイトスピーチ?

投稿:2017年06月15日

ユーチューブに、下手ではありますが私が朗読した霊界物語をアップしております。まだほんの一部(今のところ真善美愛篇)だけです。再生回数を見ると数十回とか数百回とか、わずかな数ですが、たとえ少人数でも需要があるならこれも御神業と思い、レコーディングに励んでおります。

そのうちジャスティン・ビーバーがツイッターで紹介してくれたら、私もピコ太郎のようにユーチューバー成金になれることでしょう。(^_^;

今まで朗読したものは、ここにリストがあります。
https://www.youtube.com/channel/UCpUc2M0W74xn8_PVTr8hhJw

MP3のファイルにしたものもあります。
https://ondoku-reikaimonogatari.jimdo.com/mp3/

ユーチューブの再生回数を調べると第60巻の「三五神諭」が人気があるようなので、ためしに今「大本神諭」をレコーディングしています。

それにしても、あらためて大本神諭を読んでみると、大本神諭ってヘイトスピーチですね。

「外国は獣類(けもの)の世…悪魔ばかりの国であるぞよ」とか
「悪の守護神の憑りておる外国身魂(みたま)…」とか
「今の世は外国のみぐるしきカラ(唐、空)の身魂になりておる…」とか
「外国から渡りて来た悪神…」とか

これはこのまま発表したら、即タイホされそうです。
もっとも今の日本にはヘイトスピーチをしただけでは犯罪にはならないようですが、それこそ外国で「外国人は四ツ足の動物だ」とか言ったら即刻処刑されそうです。

外国人を悪魔呼ばわりする一方で、

「この日本は結構な国であるぞよ。元は神の直系(じきじき)の分霊(わけみたま)が授けてある…」とか
「日本は神国、神の守護の厚き国…」とか
「霊主体従(ひのもと)の日本魂(やまとだましい)の種を拵えて…日本が世界の親に成らねば…」とか
「日本の国の人民を日本魂(やまとだましい)に立ちかえらして、外国の精神と立て別けてしもうて…」とか

日本礼賛は甚だしいです。
サヨクの人が一番嫌うやつですね。日本を美化するのは。

しかし。

勘違いしないでいただきたいのは、大本神諭が言う「日本人」とか「外国人」というのは、あくまでも霊的日本人、霊的外国人を言うのであって、肉的日本人、肉的外国人を言っているのではないということです。

日本とか日本人とか、外国とか外国人とかいうのは、血統とか肉体とか地理的・物質的な意味ではないのです。
単純に説明すると、神に向き合う人を日本人、神に逆らう人を外国人と表現しただけです。
肉的日本人にも外国身魂は大勢いるでしょうし、肉的外国人にも日本魂の持ち主は大勢いることでしょう。

霊的な事柄を、物質的な事柄で比喩することは、宗教でよく使われる手法なのです。

しかし、宗教音痴な人が読むと、文字通り「外国は獣の国」だと受けとめてしまい、それで大変なことになってしまうのです。

宗教音痴でオカルトや陰謀論にトチ狂っている人が当時は大本にたくさんいて、たいへんなことになっちゃったので、王仁三郎は大正10年の大本事件の後は、大本神諭の表現を変えることにしたのです。
それが「三五神諭」です。

大本神諭も三五神諭も、どちらも「おおもとしんゆ」と読みます。
どちらも王仁三郎が書いたものです。
もともと出口ナオに艮の金神さんが懸かり、平仮名と漢数字だけで半紙に自動書記で書いたものが「筆先」です。
平仮名と漢数字なので、いろいろな解釈が出来てしまいます。それで艮の金神さんは王仁三郎だけに解釈権を与えたのです。
それで王仁三郎が漢字をあてはめて普通に読めるようにして発表したものが「大本神諭」です。
「作・出口ナオ」というよりは「原案・出口ナオ、作・王仁三郎」と言うべきものです。

で、大本神諭は第一次事件の前に発表したものですが、事件後は筆先を新たに編纂し直して「三五神諭」として霊界物語第60巻に収録したのです。
http://reikaimonogatari.net/index.php?obc=rm6020

大本の活動をグローバルに広げて行く都合もあったと思います。さすがに「外国は獣の世」とか言われたら、外国人は気分悪いですよ。それで言葉を善言美詞に宣り直したのです。

大本神諭と三五神諭の大きな違いは三つあります。

(1)まず、大本神諭で「立替え立直し」という言葉がほぼすべて「天の岩戸開き」に置き換えられています。

(2)「外国は獣類(けもの)の世」というような、外国差別・国粋主義的な表現が修正されています。

(3)神のイメージが恐い神ではなく、優しい神になっています。たとえば初発の神諭で「この世の鬼を往生さして、地震 雷 火の雨ふらして」と書いてあるのを、「慈神 神也 慈悲の雨降らして」に修正しています。火の雨ではなくて慈悲の雨です。スゴイ宣り直しですね。

詳しいことは以前に書いてオニドに載せていますので、そちらを読んで下さい。
「大本神諭について」
http://www.onisavulo.jp/ond.php?id=14

ということで、ヘイトスピーチと批判されるかどうかは分かりませんが、大本神諭のレコーディングを続けています。しかし長いので、ユーチューブにアップできるのは来年になると思います。
「私も読みたい」という方がいたら連絡ください。