螺旋進行する物語 ロッキー山の偽神騒動

投稿:2017年06月07日

霊界物語を読んでいると、以前に読んだようなエピソードやシチュエーションが繰り返し出てきて、デジャブ(既視感)を感じることが時々あります。

で、調べてみると、実際に以前に読んだところに似たような話が書いてあるので、デジャブ(体験したことがないのに体験したことがあるように感じる)ではないのですが、なぜデジャブのように感じるかというと、たいへん長い物語なので以前に読んだ話を忘れてしまっているからだと思います。

霊界物語は螺旋状にストーリー展開しているという見方が出来ます。季節が春夏秋冬を繰り返し、すこしずつ年輪が増えて行くように、霊界物語もまた螺旋しながらストーリーが成長して行くのです。

そんな、螺旋進行するエピソードの一つを紹介します。

第3巻の前半に、国祖は世界12ヶ所に太白星の玉を国魂として祭った、というエピソードが出てきます。

太白星の玉を祭った十二の山

常世国(アメリカに相応)のロッキー山には、紺色の玉が祭られ、八王(やつおう…国王)に、貴治彦(たかはるひこ)が、八頭(やつがしら…宰相)には、靖国別(やすくにわけ)が、それぞれ任命されました。
http://reikaimonogatari.net/index.php?obc=rm0302

第3巻の第5章から8章にかけて、そのロッキー山で起きた出来事が書かれています。

ロッキー山に、国祖・国治立命と、国直姫命(くになおひめのみこと)に二人が現れました。国直姫命は、稚姫君命が更迭された後、二代目の宰相となった女神です。
しかしこの国祖と国直姫命は、実は真っ赤な偽者でした。邪神が変化していたのです。
二人は八王(貴治彦)と八頭(靖国別)をロッキー山から追放し、そこに偽の「地の高天原」(世界の首都)を築きました。つまり聖地エルサレムからロッキー山に遷都したというように見せかけたのです。
(最後にこの二人の偽者は邪神の正体を現して逃げて行きます)

さて、それから時代ははるか下って、大洪水の後、第10巻の「黄泉比良坂の戦い」に似たようなシチュエーションが出て来ます。
ロッキー山に、イザナミの大神と、日の出神が現れます。どちらも高貴な神です。
しかしそれは真っ赤な偽者で、その正体は邪神の大国姫・大国彦の夫婦でした。
天教山(富士山)を侵略するための軍を編成するため、高貴な神の権威と名声を利用して数多の兵士を集めたのです。

高貴な神の偽者が現れるというシチュエーションが一緒ですね。

そしてそれより前の第2巻第3章では、竜宮城の重臣・美山彦(みやまひこ)が、ロッキー山に自分と部下の形に似せた岩石を立てておいて、別の陣地に出陣した…というエピソードが出てきます。つまり岩で自分の偽者を造ったわけです。
そしてその後ロッキー山は、邪神の棒振彦(ぼうふりひこ)が占領してしまうんですが、この棒振彦は美山彦の名前を僭称して、偽の美山彦に成りすましてしまいます。(真の美山彦は言霊別と改名します)

第2巻・・・偽の美山彦
第3巻・・・偽の国祖と国直姫命
第10巻・・・偽のイザナミと日の出神

こんなふうにロッキー山には「偽の神が現れる」というシチュエーションが、繰り返し出て来るのです。

他にも、繰り返し出て来るパターンというものがあります。
皆さんも探してみて下さい。

(この文章は「霊界物語スーパーメールマガジン」2014年3月10日号掲載の文章に加筆訂正したものです)