日別アーカイブ: 2017年5月14日

地球外生命体が地球に悪をもたらした件

Published / by 飯塚弘明
投稿:2017年05月14日

「悪とは何ぞや」という哲学的論究は別の機会にするとして、悪は地球外生命体によって地球にもたらされたということを王仁三郎は教えています。

いわゆる悪人というものがこの世に存在しますが、この悪人とか悪神(邪神、曲津)のその奥に「邪霊」が存在することが霊界物語に記されています。

邪霊は三種類あります。
(1) 八岐大蛇(やまたのおろち)
(2) 金毛九尾の悪狐(きんもうきゅうびのあっこ)
(3) 六面八臂の邪鬼(ろくめんはっぴのじゃき)

それぞれ働きが異なります。大蛇は人間社会を分裂させるような働き、悪狐は人を色香で誘惑して堕落させるような働き、邪鬼は社会を支配するため既存の権威権力を破壊するような働きをします。

人の不調な心にこれらの邪霊が感応して悪化させて行くのです。
しかし邪霊がいるから、人の心が悪化する、というわけでもありません。
これはたとえて言うなら花粉症における杉花粉のようなものです。杉花粉が飛んでいるというだけでは花粉症になりません。アレルギー体質という体の不調があって、そこに杉花粉が入り込んで、花粉症が発症するわけです。
それと同じで、心が健康なら邪霊がいても感応しません。それで心を健康にするために神の教えというものが存在するわけです。

王仁三郎はこの三種の邪霊のさらにその奥に「邪気」が存在すると指摘しています。
邪気は天地の修理固成の過程で発生してしまう、たとえて言うならランプのススのようなものです。この邪気が凝り固まって邪霊が誕生するというのです。
邪気はどうしても発生してしまうので、定期的に修祓が必要となります。それを担当している神様を、祓戸の大神(はらいどのおおかみ)様と呼びます。
台風とか地震とか、あるいはもっと巨大な天変地異によって、地球にたまった邪気をキレイに掃除しているのです。

そのような説明とはまた別に、八岐大蛇の祖神として「タクシャカ竜王」という神霊が霊界物語に登場します。

タクシャカ竜王は「八大竜王」の一人で、「九頭竜」(くずりゅう)とも呼ばれています。
海王星から地球にやって来た神霊で、地球を堕落させるために胞場姫(えばひめ)つまり聖書で言うアダムとイブ(エバ)のイブに憑依して、神の教えに背かせ、人類を罪の奴隷と化させたというのです。「悪魔の霊(みたま)」とも書かれています。

地上を平和にするために月照彦(つきてるひこ)という神様(初代天使長・大八洲彦命のことで、スサノオの和魂)が、タクシャカ竜王を言霊で霊縛し、ある場所に封印しました。
それは「月の国」(インドに相応)のアヅモス山の山麓、「天王の森」にある「天王の宮」という古社の地下深くです。
タクシャカ竜王は封印されましたが、しかしその霊(みたま)の邪気は地上に残り、大蛇や悪狐、邪鬼が出現し、現在に至るのです。つまりタクシャカ竜王が邪霊の起源であるというのです。

さて、このタクシャカ竜王のエピソードは何を示しているのでしょうか?
文字通り解釈するなら「海王星からやって来た神霊が地球に悪をもたらした」ということになります。
つまり、SF映画的な話ですが、「地球外生命体が地球に悪をもたらした」ということです。
人間の精神を悪化させるような物質・エネルギーを持ち込んだ、と考えてもいいと思います。

王仁三郎は、電気の濫用が人間の精神を退化させている、と述べていますが(霊界物語第4巻第50章)、そのように精神をおかしくさせるものが地球外からやって来た可能性も無きにしも非ずだと思います。

しかしタクシャカ竜王のエピソードは、文字通りではなく、何らかの比喩・象徴であるとも考えられます。
たとえば第32巻に登場するアマゾンの「兎の都」の住人である「兎」とは「月神を祭る民族の意」と記されていますし、兎を守る「鰐」というのは「武人の群」であると記されています。(第32巻第2章

ですから、「海王星からやって来たタクシャカ竜王」も、文字通りではなく、何らかの比喩・象徴かも知れません。
ちなみに霊界物語の二大邪神系のそれぞれの頭目も、地球外生命体です。(盤古大神・塩長彦は太陽神界から中国北方に降臨。大自在天・大国彦は天王星から北米大陸に降臨した)

果たしてこれらのエピソードは何を現しているのでしょうか。
皆さんもいろいろ考えてみて下さい。

なお、霊界物語でタクシャカ竜王は改心しています。
「三千年」もの長い歳月、地下の岩窟に幽閉されていましたが、宣伝使の玉国別(たまくにわけ)一行がここを訪れた際に、弟子の伊太彦(いたひこ)によって外に出されました。
地上に救い出され罪を赦されたタクシャカ竜王は改心し、所持していた「夜光の玉」という宝玉を献上しました。
そして天地の陽気を調節し地上の生き物を守るという御用に奉仕することとなったのです。

それがすでにこの地上現界で成就しているのか、それともこれから未来に起きることなのかはわかりません。

タクシャカ竜王のエピソードは霊界物語第60巻第8章~第10章に書かれています。