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天理教祖の中山みきは玉能姫だという件

Published / by 飯塚弘明
投稿:2017年05月11日

霊界物語に玉能姫(たまのひめ)という宣伝使が出て来るんですが、この玉能姫が現代に生まれ変わって来たのが天理教祖の中山みきだと王仁三郎は言っています──ということを前から知ってはいたんですが、その典拠は「王仁DB」で検索しても出て来ません。

いろいろ探したら、第24巻初版(大正12年5月10日発行)の最後の章(第16章「慈愛の涙」)に書いてありました。

「因(ちなみ)に云ふ。初稚姫(はつわかひめ)の霊魂(みたま)は三十万年の後に大本教祖出口直子と顕はれ、玉能姫の霊魂は天理教祖と顕はれ玉ふ」(P382)

霊界物語第24巻の初版

しかし第三版(昭和8年7月30日発行)では、

「因に云ふ。初稚姫の霊魂は三十万年の後に大本教祖出口直子と顕はれ給ふ神誓である」(P334)

になっているので、第二版か第三版で玉能姫の部分が削除されたようです。
削除された理由は不明です。
(下の画像は聖師御校正本。第三版が使われている)

霊界物語第24巻の第三版(御校正本)

(前後の文脈を知りたければ、霊界物語ネットを見て下さい→第24巻第16章「慈愛の涙」)

ちなみにこの第24巻というのは、次の第25巻と共に竜宮島(オーストラリア大陸)が舞台となり、初稚姫や玉能姫らが、竜宮島の「諏訪の湖(うみ)」の女神・玉依姫命(たまよりひめのみこと)から五個の麻邇宝珠を受け取る御神業が行われます。
その関係で、初稚姫と玉能姫が云々という余談(括弧書きしているので余談だと思います)が書かれたのだと思います。

玉能姫はもともとはお節(おせつ、節子姫)という名で、第16~17巻の丹波村の平助一家の物語で初登場します。
その後、宣伝使となり、玉能姫と改名しました。(第19巻第12章
また、玉能姫は「国直姫命の御霊(みたま)の裔(すえ)」つまり生まれ変わりであるとも書かれています。(第33巻第17章
国直姫命は第2~3巻に出て来ますが、稚桜姫命(稚姫君命)の後任として、竜宮城の主宰者、つまり宰相になった女神です。
初代宰相の稚桜姫命の生まれ変わりが初稚姫です。
出口ナオさんと中山ミキさんは、このように深い神縁があるんですね。(天理教の人から見たら反論があると思いますが、宗教思想ですので、議論して真偽が判明するようなことではありませんので、ご容赦下さい)
ちなみに生まれたのも開教したのも、中山ミキさんの方が40~50年早いです。

中山ミキ  寛政10年(1798)生まれ  天保9年(1838)開教
出口ナオ  天保7年(1837)生まれ  明治25年(1892)開教